アンニョンハセヨ、キムライムニダ
泰子のハングル聖書講座
木村泰子プロフィール
第四回
聖書の言葉
マタイによる福音書18章18-20
마태복음 제18장18-20
18)진실로 너희에게 이르노리 무엇이든지 너희가 땅에서 매면 하늘에서도 매일 것이요 무엇이든지 땅에서 풀면 하늘에서도 풀리리라
19)진실로 다시 너희에게 이르노리 너희 중의 두 사람이 땅에서 합심하여 무엇이든지 구하면 하늘에 계신 내 아버지께서 그들을 위하여 이루게 하시리라
20)두세 사람이 내 이름으로 모인 곳에는 나도 그들 중에 있느니라
18)はっきり言っておく。あなたがたが地上でつなぐことは、天上でもつながれ、あなたがたが地上で解くことは、天上でも解かれる。
19)また、はっきり言っておくが、どんな願い事であれ、あなたがたのうち二人が地上で心を一つにして求めるなら、私の天の父はそれをかなえてくださる。
20)二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである。
私が韓国で教会へと導かれたのは牧師先生や周りのクリスチャンの方々の優しさでした。なんでも相談に乗ってくれ、また共に祈ってくれました。日本に帰ってからは、まだきちんと教会に行っていません。こんな私がこのページを書くのは、ちょっと気が引けるのですが、海外で信仰をもたれた方のなかには以外とそういう方がいらっしゃるような気がします。韓国でのイメージが壊されはしないかと心配なのです。もちろん、神様は日本人の神様でもなければ、韓国人の神様でもない。イギリスやアメリカの神様でもありません。でも、日本の中でさえ、教会を変わるときには、大変心配されると聞いたことがあります。とすれば、なおさら、外国と日本の違いは一足飛びには飛び越えられません。特に、私の場合は、英語の礼拝に行っていました。だから余計にそういうことを感じるのかも知れません。しかし、最近私のために祈ってくれている方がいらっしゃることを知りました。自分が祈られているということを知ることは、とても幸せなことです。わたしもいつか日本の教会になじんで、日本のクリスチャンと親しい交わりができるようになりたいと願っています。
韓国語一口メモ(4)
하나님(ハナニム)
神様のことです。この言葉にはいくつかの語源説がありますが、一つは「天」(ハヌル)から出ているのではないかという説と、数字の「一」(ハナ)からではないかという説です。「ニム」は尊敬を表す尊称ですので、「天様」あるいは「一様」ということになります。「天にいらっしゃるお方」、また、「たったお一人のお方」という意味になります。どちらにせよ、神様の性質を良く表している表現です。キリスト教の神様を表す特別の形を用いることにしたため、他の神々との混乱を招くようなことはありません。それは日本語が、元来あった「神」を使ったために、神様の概念が曖昧になってしまったのと対照的です。
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