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こころ いやされ やしなわれて
for Daily Devotion 今日をよりよく生きるために

齋藤 由治 著 イーグレープ刊


11.  勘違いをしていませんか


「神は唯一であり、神と人との間の仲保者もただひとりであって、それは人なるキリスト・イエスである。」

(テモテへの第一の手紙2:5)

 われわれ家族が約25年前に長野にドライブ旅行したときの話です。泊まるところは乗鞍東大コロナ観測所の保養所でした。昼間は出来るだけ名所見物、飛騨の高山まで足を伸ばし、そろそろ暗くなってきたので乗鞍岳の日本一高い有料道路に入りました。いくら登っても、それらしい建物がないので、不安になって料金所で尋ねたら、山の頂上にコロナ観測所はあるけれど保養所はありません。そこで住所を見せたら、それはずっと下のところにありますよと言われました。

 日本人が神と言えば、伊勢の皇太神宮とか、町の神社などに、鎮座ましますお方を神と考えます。また、ある人は太陽や月、星なども神と考えたり、

狐などまで神として信じています。日本人はものを良く考える優秀な国民と言われていますが、どうしてそういう偶像を拝んでいるのでしょうか。それはどんなに立派に見えても所詮偶像に過ぎません。

 聖書で述べる神は唯一であって、天地の創造者、万有の保持者、全知全能であり、また歴史を治め、愛なるお方で、人の悪を裁く方、救うお方でもあります。日本のある著名な政治家がヨーロッパのある会合に出席したときの話です。ドイツのビスマルク首相が「私は神以外、何者をも恐れません。」と語りました。すると、日本の政治家が「私は神も恐れません。」と得意気に話したが、これは当時の人々の間で物笑いになりました。物笑いや、勘違いで済まされない問題ではないでしょうか。

瞑想:あなたはどんな神を信じていますか。

賛美:聖歌 456 「さかえの王にます主の」

祈り:主よ、あなたを永遠の支配者であるお方と信じます。アーメン。


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