「わが父よ、もしできることでしたらどうか、この杯をわたしから過ぎ去らせてください。しかし、わたしの思いのままにではなく、みこころのままになさって下さい」。(マタイによる福音書
26:39)
今、教会内で使われているモットーにWWJDがあります。What would Jesus Do? の頭文字です。最近、誰かに聞いた言葉ですが、正しい人とはどんな人でしょうかと質問したら、「一旦立ち止まる人」すなわち思いついたらすぐに実行しないで一旦立ち止まって考える人だと答えました。キリストは十字架にかけられる前の晩悩み恐れました。あまりの重荷に耐えかねて父なる神に訴えました。出来るならこの杯(苦しみ)を取って下さい。でもあなたの御心であるならお受けしますと祈りました。このイエスの態度こそわれわれクリスチャンの態度であるべきではないでしょうか。
これをクリスチャンに当てはめてみると、朝起きて先ず第一に朝のお祈りでしょう。「今日一日、神様のお心に従って歩みますから支えて下さい。」今日何が起こるか分からないからです。
その日ホームレスの二人が教会に助けを求めてきました。弱くて頼りない自分でしたが、祈って、イエス様だったらどうするのだろうと考え若い伝道者と家内で話を聞きました。彼等は会社が倒産して職を失い多賀に来たというのです。金がないので10日間公園で野宿し、食べ物はコンビニで捨てた弁当を食べていたというのを聞いて、われわれに何が出来るかと尋ねたら今から東京に仕事を探すために行きたいから汽車賃を貸して欲しいと懇願したのです。そこで切符を買って食事を一食分持たせてあげました。
黙想:神の愛に生きる難しさを考えてみよう。
賛美:賛美歌2編 26 「ちいさなかごに」
祈り:主よ、小さい愛を祝し給え。アーメン。