「わたしたちの主イエスの来臨にあたって、わたしたちの望みと喜びと誇の冠となるべき者は、あなたがたを外にして、だれがあるだろうか。あなたがたこそ、実にわたしたちのほまれであり、喜びである。」(テサロニケ人への第一の手紙2:19〜20)
この言葉は苦難にありながら信仰を捨てず愛に歩んだテサロニケ教会の信徒たちへおくったパウロの賛辞です。パウロの宣教を神の言葉として受け取った純粋な信仰、そして信仰に生きていることを聞いて喜び、大いに励まされたのです。それこそ天国へもって行く価値ある宝であり、「望みと喜びと誇の冠」であると確信したのです。
皆さん、天国に携えて行く冠は何でしょうか。業績でしょうか。それとも幸せな人生でしょうか。パウロは違っていました。そうした自分からのものではなく聖徒たちの信仰でした。われわれの教会を助けてくれたR兄がガンを克服して日本に戻って来ました。そればかりではなく英語聖書クラスを数週間続けてくださいました。彼の信仰を賞賛したいです。
また2年しか滞在しなかったS兄姉も先週帰国しました。新婚間もない時に日本宣教を祈り求めて来日され伝道されたお二人に感謝です。多賀教会はそういう兄弟姉妹を受け入れ、協力して主のために働いたその信仰を賞賛いたします。
わたしはこの教会で55年に亘って育てられました。だから教会の喜びは私の喜びです。教会の希望はわたしの希望です。それらを天国への冠としたいです。
黙想:あなたの天国へのお土産は何ですか。
賛美:賛美歌 537 「わが主のみまえに」
祈り:主よ、愛する兄弟姉妹を感謝です。アーメン。