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マルセまゆみ

 

 

 

 

 

 

マルセまゆみ
プロフィール


第一に、すべきことは?

 DJ OZMA、バックダンサーの裸に見えるボディスーツに抗議の電話殺到!! NHK紅白歌合戦だ。話題になったその衣裳?見たかったが、実は私はここ2年、紅白を見ていない。ハワイへ行っているのだ。→嘘だよ〜ん。大晦日の夜は教会に行っている。去年の大晦日は日曜だったから、午前中は茅ヶ崎の教会へ、午後は東京の教会へ、戻ってきて、夜はまた茅ヶ崎に・・・と、一日中教会をハシゴした。これが楽しくて仕方ないのだ。
  3年前まで「私を紅白に出して下さい!!」と熱く祈っていた私は、どこかへ消えてしまった。
  あけて正月。元旦は元日礼拝に出席し、2日3日は泊まりがけで、家族で新年聖会へ行ってきた。充実した年末年始であった。
  幼い頃、正月になると、必ず獅子舞がうちを訪ねてきた。近所を廻り、御祝儀をもらうのだ。玄関で挨拶して帰ればいいものを、うちの親が御祝儀をはずんだりするものだから、家の中まで入ってきて、ひとしきり舞うのだ。頭をかんでもらうと、その年一年病気にならないと言われていて、頼みもしないのに、頭をかもうと追っかけてくる。もう恐くて恐くてたまらない。だが、子供心に、泣いたり隠れたりしたら弱虫と言われそうだと思い、必死でこらえた。早く帰ってくれ!と叫びそうになるのをじっと我慢した。冬なのに汗びっしょりである。何で正月からこんな恐い目にあわなくてはいけないのか?!が、正直な気持ちであった。
  そんな私が、獅子舞の仕事をしたことがあった。有楽町そごうの新年セールでの営業だ。相方が獅子頭を持ち、私がその後ろについて隠れて、1〜2分舞ったあとで、その唐草模様の獅子の体から、ワッと飛び出し、それから漫才をするのである。つかみで、飛び出したあと、相方に向かって「いい加減、獅子を脱げ!!」「もう脱いどるわい!」で、ドッカーン(爆笑)の筈が、「シーン」(お客さんが、3、4人しか見ていない)・・・情けない正月であった。
  その後、暫くして有楽町そごうは閉店した・・・って私のせいかっ!! 当時を振り返り、つくづく今は幸せだと思う。獅子舞の呪いは砕かれたのだ!! 神様と、共にいられる恵みに感謝である。
  ところで、昨年春、私は痛い経験から学んだ事があった。長野でのイベントである。電話で仕事を依頼され引き受けたはよいが、後日、日曜日だという。とまどったが、一度OKしている。早朝礼拝に出席してから行くか、現地の教会で礼拝に出席しようと考えたが、物理的に無理であった。仕方なく、その日の礼拝は欠席をすることにした。
  そのイベントは、あるショッピングセンターのステージでのshowだったが、結果は散々であった。全く受けなかったのだ。ここ10数年、味わったことのないような静けさであった。つかみで芸人がよくやる、「今日のお客さんは、綺麗な人が多いですねえ。」で、1人目を指して、「フランス人形みたい!」そして、次の人に「博多人形みたい!」で、3人目の人に(オチとして)「ワラ人形ですか?」・・・で、ドッカーンとくるはずが、憮然としている。中には、「何でそんなひどい事を言うんだ。」と怒り出しそうな人もいる。そのあとは、何をやっても、シラ〜っとしたムードのまま終了した。そして、二度と、その会社からの依頼はなかったのである。
  映画「炎のランナー」の主人公(実在。のちに宣教師として中国へ赴く。)は、主日礼拝を守る為に、金メダルが確実であったにもかかわらず、日曜日に行なわれるレースへの出場を断念した。あのサウンド・トラックが、CMで流れてくるのを聞いただけで泣けてくる。金メダルを捨ててまで、神への礼拝を第一にした人がいたのだ。それなのに、私は、1回のイベントの為に・・・反省した。長野での失敗は、神様からのサインだったのかもしれない。私は、主日礼拝をまず第一に守らなければならないことを、この体験を通して学んだのであった。
  私たちは、ついつい、この世のものに引っ張られて行きそうになる。そこに楽しみや豊かさがあるような気がする。富や名声への誘惑がある。また、いつの間にか、ミニストリーが、奉仕が、自己実現の為へと変化していく危険性もある。
  しかし、私たちは、神様との関係を、まず第一にしなければならない。この世にいながらも、この世から聖別された者として生きていかねばならない。
  『主はあなたに告げられた。人よ。何が良いことなのか。主は何をあなたに求めておられるのか。それは、ただ公義を行ない、誠実を愛し、へりくだってあなたの神とともに歩むことではないか。』(ミカ書6:8)
  『神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。』(マタイ6:33)
  今年も、神と共に歩める幸福を感謝していきましょう!

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