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著者プロフィール


「目が見たことのないもの、耳が聞いたことのないもの、
そして人の心に思い浮かんだことのないもの。
神を愛するものたちのために、神が備えてくださったものは、
みなそうである。」 コリントT 2:9

鈴木 由夫


主を受け入れ、そして・・・

 何時間経っていたのでしょうか? 私はノックの音で目を覚ましました。入り口には、このベターリビングセンターに導いてくれたAさんが立っていました。

彼女は、「鈴木さん、明日帰るんでしょ。今回はゆっくりお話しできなかったわね。」

と言いました。私の状態は、青酸ガスの影響でしょうか、喉の痛み、激しい咳と高熱を出していました。でもその時、彼女の大きな悩みを、他のベターリビングセンターの住人から聞いていたので、「もし、Aさんに悩みがあるのなら聞かせてくれないか?」と言ったのです。彼女は「ここでは話したくないから、車で外に行かない?」

そして深夜、彼女の車で1時間くらい離れた所に出かけることになったのです。

途中、何ヶ所か移動している時、私は気がついたのです。

彼女が連れて行ってくれたところは、始めていった所ではなく、何年か前に学生時代の親友と、一日遊び歩いた所だったのです。そしてその後、深夜営業のレストランで彼女が話してくれていた悩みを聞いて、彼女にアドバイスをしている自分に気がついたとき、

「私の心の扉を叩きつづけてくれていただいている方」に気がついたのです。

そして、その場でイエスキリストを救い主として受け入れました。

 彼女の問題も方向性を見出し、翌朝私は日本への飛行機に乗ることとなりました。

しかし日本に帰っても1週間前ロスについたときと問題は何ら変わっているわけではありません。借金は膨大であり、先行きの目処は全くたっていません。むしろ「自殺」することにより、人に迷惑をかけずに整理できるはずであったものが、その道も閉ざされ状況はさらに絶望的でした。

でも不思議と「心は平安」であったのです。自殺未遂の後遺症もあり、いつの間にか何ヶ月ぶりかに深い眠りに落ちる事ができたのです。

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