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>> 『参考文献』
〜信仰による労働の変革〜

アガペコミュニティーチャーチ 門谷 ユ一


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目次


W.信仰による労働の変革

3.労働変革のためには何をなすべきか

  第U章4節で、労働をどのように行うべきかについて述べた。現状の労働を変革するためには、神が与える労働の本来の姿に立ち返ることが必要である、そのためには何をなすべきかについて以下に考察する。

(1)労働への明確な召命感を持つこと。

(2)虚無に向かう世界の流れに抗して、その労働を神の世界管理のわざとし、自らと社会を築き上げる力を得るため、神との耐えざる交わりを持つこと。常に神により頼み、神を中心に据えること[10]。

(3)日々デボーションを守り、また1週間に1日を聖別し、神を礼拝し、主とともに過すこと。主の日の安息を守ることができないほどの働き過ぎは自殺行為[10]である。

(4)労働の場において喜んで主に従うこと、神を証しすること、恵みに立った労働を行うこと、「ところが、神の恵みによって、私は今の私になりました。そして、私に対するこの神の恵みは、むだにはならず、私はほかのすべての使徒たちよりも多く働きました。しかし、それは私ではなく、私にある神の恵みです。」(Tコリント15:10)。
(5)パウロの御言葉にある労働の正しい動機に立ち返ること[4]、「奴隷たちよ。すべてのことについて、地上の主人に従いなさい。人のごきげんとりのような、うわべだけの仕え方ではなく、主を恐れかしこみつつ、真心から従いなさい。何をするにも、人に対してではなく、主に対してするように、心からしなさい。あなたがたは、主から報いとして、御国を相続させていただくことを知っています。あなたがたは主キリストに仕えているのです。」(コロサイ3:22〜24)。

(6)多くの御言葉に新しい労働への命令、警告が示されている[4] [5] [6]。これらの御言葉に従う歩みをすること。
  怠惰への警告、「兄弟たちよ。主イエス・キリストの御名によって命じます。締まりのない歩み方をして私たちから受けた言い伝えに従わないでいる、すべての兄弟たちから離れていなさい。」(Uテサロニケ3:6)、「勤勉な者の手は支配する。無精者は苦役に服する。」(箴言12:24)、「無精者は獲物を捕えない。しかし勤勉な人は多くの尊い人を捕える。」(箴言12:27)、その他、箴言6:6〜11、 18:9、24:30〜34[5]。
  労働に精出すようにとの勧告、「また、私たちが命じたように、落ち着いた生活をすることを志し、自分の仕事に身を入れ、自分の手で働きなさい。」(Tテサロニケ4:11)、その他、Uテサロニケ3:8a〜10、伝道者の書9:10[5] 。
  富を偶像視することへの警告、「自分の富に拠り頼む者は倒れる。しかし正しい者は若葉のように芽を出す。」(箴言11:28)、その他、伝道者の書5:10〜17、ルカ12:15〜21、Tテモテ6:6〜10、Tテモテ6:17〜19[4]。

(7) 現代人の職業観は、主観主義、プラグマティズム、社会主義のいづれかの立場 にたっていて、すべて、自己の快楽、利得、栄達、自己満足のところで選択されており、政治、社会の仕組み、階級、人間疎外論等からのみ職業を問題にしている。パウロの勧めている労働は、すべて労働が神を喜ばせ、隣人につかえ、悪魔との戦いとなり、自己の善行となる場としての労働についての宣言である[6]。この宣言を覚えて労働を行うこと。
(8)労働の目的を明確に持つこと[2]。

(9)労働の場でキリスト教徒的リーダーシップを確立すること[29]。

(10)主が治めている社会で働くことの意味を知っているキリスト教徒は、この世の人と同じ一般の仕事を、違う原理によって行うことが出来る[2]。このことを覚えること。

(11)この世と調子を合わせることなく、心の一心によって自分を変えるようにと、ローマ書の御言葉は勧めている、「この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。」(ローマ書12:2)。現代の労働界でこの勧めに忠実であるためには、地位の上昇を求めて転職することや物質的繁栄よりも、犠牲的奉仕や簡素な生活様式に立脚した職業の道を考慮することが必要である[4]。このことを覚えること。

(12)全ての労働の場で必要な10のキリスト教徒的価値[30]は、(a) The Unexpected Action (愛)、(b) The Eternal Intervention (永遠の和解)、(c) From Failure to Freedom (解放)、(d) Calibrated for Christ (キリストへの照準)、 (e) Insurance for Obedience(常なる従順) 、 (f) Building Credibility for Christ (キリストへの信頼確立)、(g) Created for Communication (コミュニケーション) 、(h) Evidence of Your Anchoring (確信) 、(i) Acknowledging Christ’s Lordship (キリストの主権認知)、(j) Doing What is Right (誠実)。これらを覚えて実践すること。

(13)労働の場にキリストを導入するための五つのステップ[30]として、(a) Get on Your Knees(ひざまずき祈る)、(b) Evaluate the Needs(何が必要かを分析する)、(c) Evaluate Your Work Force(自分が働かせうる力を評価する)、(d) Marshal Your Resources(自分の持っている資源を整理する)、(e) Take Your Stand(自分の位置につく)、が提唱されている。これらを覚えて実践すること。

 

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