「叫ぶ石」     >> BackNo

川端 光生


著者プロフィール

 

クモ退治

 「私の車は15年目、大切に乗ってきました。ある朝、右のドアミラーを見るとクモの巣が張っています。いくら古いとはいえ、クモの巣とは!! すぐに取りましたが、翌朝も翌々朝も・・・取っても取っても同じ場所に張られてしまいます。あるとき車内から見ていると、右ドアとミラーの隙間から小さなクモが出てきました。愛車に住み着いた犯人です。退治しようとしましたが、すんでのところで隙間に逃げ込まれてしまいました。以来、毎朝クモの巣を取り払う作業が、2ヶ月以上続いています。」(JAFMate10月号投稿者)

 もし心にクモを飼っているなら、毎日、心の中にかけられるクモの巣を取らなければなりません。悔い改めとは、心の中の「クモの巣を取り払う」ことではなく、「クモを退治する」ことです。放っておけば、いつかはクモも死ぬだろうって? いいえ、クモが卵産みつける前に、駆除しなければなりません。

 別の言い方をしましょう。悔い改めとは、腐りかけた心に消臭剤をかけることではなく、根底から洗い清めることです。そして、永遠のいのちの源泉を持つことです。また、悔い改めとは、とげのある言葉を発しないように気をつけることではなく、心の中の剣を鋤に、その槍を鎌に打ち直すことです(イザヤ2・4)。

 クリスチャンになっても、同じ悩みを持ち続けているなら、心のどこかひと隅にクモが住み着いているのではないでしょうか。聖書を読んで自分の問題を悟りながらも、なおそれを引きずり、人から指摘されて、「そうだ、もう止めなければならない」と思いながらも、なお同じことを繰り返してはいませんか。クモを退治する決心をしなければなりません。悔い改めとは、主に立ち返って勇気を受け、「石もて蛇を殺す」決心で、クモにとどめを刺さすことです。

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