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川端 光生



Quiet Time

聖書から励ましの言葉
覚えるための聖書
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1 −毎日1節の学びー
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人は変えられない

今週も、北京オリンピックから。

日本人選手はほとんど競技で完全アウェイの戦いでした。反日感情をもつ中国人が、中国の試合ではないのに大勢押しかけ、日本にはブーイング、対抗国には大声援を送ったのです。それが中国戦ともなると、もう審判にも影響するほどでした(福原愛に対してだけは違ったようですが)。そんな中で力を出し切るには、相当の精神力、平常心が必要です。

その精神力を発揮したのが、バドミントン女子ダブルス準々決勝で、世界ランキング1位でアテネ五輪金の中国ペアを破った末綱・前田組でした。オグシオ人気に隠れて、彼女らは注目されるどころか、その存在さえよく知られていませんでした。しかし、注目されないことを益として、大金星を上げたのです。「人に知られないようでも、よく知られ、死にそうでも、見よ、生きており」(Uコリ6・9)という聖句を思い出させる二人でした。

ところで、圧倒的な応援を受け、金メダルを最も多く獲得した中国ですが、選手は大変だったと思います。メダルが取れればいいものの、とれなければ13億のバッシングが待っているのですから(国から国賊扱いされる北朝鮮よりもいいですが)。110mハードルの中国の英雄・劉翔は足の故障でレースを棄権し、一転して国民の敵になってしまいました。

テニス女子でメダルが期待されていた李娜もそうです。彼女の準決勝の試合で、「中国加油(チャーヨー)」(頑張れ)の大声援が続き、審判が静かにするよう何度も注意しましたが、止みませんでした。李娜は結局、その試合に敗れ、最後に観客席に向かって「Shut up(黙れ)」と英語で叫んだというのです。それがネット掲示板などで、激しいバッシングを受けることになりました(「やじを飛ばす中国人の男に向かって言ったのであって、応援する観客に言ったのではない」という弁護もありました)。

李娜は記者会見で、「観客がうるさくて集中できなかったのではないか。どうしたら観戦マナーを改善できると思うか」と問われ、「私は自分のことは変えられるけど、他人のことは変えられない」とだけ答えたそうです。
群衆の声に左右されず、確信を持って信じる道を進みたいですね。

 

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