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著者プロフィール


バイブルメッセージ   

−わたしたち人間の能力ではできない仕事を、あえてさせてくださる神−

森正行氏

4.なぜ、神様は人にできないことをあえてさせるのか?

(2)ビジネス・事業にとって最も重要なキーワードの一つ・・・「神の栄光のために」

 

わたしの名で呼ばれるすべての者は、わたしの栄光のために、

わたしがこれを創造し、これを形造り、これを造った。

旧約聖書 イザヤ書43章7節

元々、私たちは「神の栄光のために」と言われても、その意味を知らず、その価値を知らず、これを重んじることはありません。

聖書の言葉をあまり知らない方はもとより、クリスチャンであっても「神の栄光」ということを強く意識する人は多くないと思われます。

なぜなら、私たち日本人の宗教観に「神の栄光のために」という聖書的な概念は無く、また、このような言葉は、ふつう学校や親から教えられることもないからです。

私もご多分に洩れず、洗礼を受けてから約5年間は、「神の栄光」について特に意識することはありませんでした。

しかし、「神の栄光」というものは、それを私たち人間が理解し強く意識するか、そうでないかによって、クリスチャンビジネスマン、クリスチャン実業家にとっては、そのビジネス・事業を根底から大きく左右します。それはまた神様がビジネスや事業に深く関わって永遠の結実に至るか、あるいはノンクリスチャンと同じようなビジネス・事業のままで終わってしまうか、個々人のビジネス・事業・人生の結果にまで影響は及びます。

この点の優先順位については、明確にしておく必要があります。

ビジネスや事業に対して、私たち人間が大切にしていることや大きな関心事は、成功であったり、安定であったり、収益であったりします。クリスチャンであっても、成功や安定を大切なこととして神様に祈り求めたりすることでしょう。もしビジネスや事業が困難な境遇であるほど、その成功を強く願い神様に祈り求めることになりがちです。

しかし、神様の最大の関心事は、成功や安定、収益がもっとも大切で重要なものではないのです。

もちろん、これらのことにも神様は心を配ってくださるのですが、それよりも、「神の栄光のために」ということをより大切にし最大の関心事とされているのです。

「神の栄光」と「成功・安定・収益」の関係は次のように言えます。

「神様はクリスチャンを『神の栄光』を現すことを目的として用い、働かれ、その結果≠ニして、時に、成功や安定、収益が得られるようにさせられる。

神様は、私たちが成功し、安定し、収益を得ることを第一の目的として働かれるのではありません。

あくまで、「わたしの栄光のために」(イザヤ43:7)、神の栄光の目的のために働かれるのです。

全地よ、主に向かって歌え。日ごとにその救を宣べ伝えよ。

もろもろの国の中にその栄光をあらわし、もろもろの民の中にくすしきみわざをあらわせ。

主は大いなるかたにいまして、いとほめたたうべき者、もろもろの神にまさって、恐るべき者だからである。歴代誌第一 16章23〜25節/詩篇96編1〜4節

あなたの民はことごとく正しい者となって、とこしえに地を所有する。彼らはわたしの植えた若枝、わが手のわざ、わが栄光をあらわすものとなる。

イザヤ60章21節

あなたがたは、代価を払って買い取られたのです。ですから自分のからだをもって、神の栄光を現わしなさい。

コリント人への手紙第一 6章20節

新旧両約聖書の中で、神様が人間にされた御業・事業は、「神の栄光のため」であることが随所に記されています。

エジプトで奴隷となったイスラエル民族の強い願いのゆえに、神様はエジプト脱出を計画されたのではなく、イエス・キリストは人々を幸せにするためにカナで水をぶどう酒に変えたのでもなく、人々を喜ばせるために死んだラザロをよみがえらせたのでもなく、イエス・キリストはただ罪をゆるすために十字架にかかられたのでもありません。

主はモーセに告げて仰せられた。「イスラエル人に、引き返すように言え。・・・わたしはパロの心をかたくなにし、彼が彼らのあとを追えば、パロとその全軍勢を通してわたしは栄光を現わし、エジプトはわたしが主であることを知るようになる。」

旧約聖書 出エジプト記14章1〜4節

イエスは彼らに言われた。「さあ、今くみなさい。そして宴会の世話役のところに持って行きなさい。」彼らは持って行った。宴会の世話役はぶどう酒になったその水を味わってみた。それがどこから来たのか、知らなかったので、・・しかし、水をくんだ手伝いの者たちは知っていた。・・彼は、花婿を呼んで、言った。「だれでも初めに良いぶどう酒を出し、人々が十分飲んだころになると、悪いのを出すものだが、あなたは良いぶどう酒をよくも今まで取っておきました。」

イエスはこのことを最初のしるしとしてガリラヤのカナで行ない、ご自分の栄光を現わされた。それで、弟子たちはイエスを信じた。

新約聖書 ヨハネの福音書 2章8〜11節

さて、ある人が病気にかかっていた。ラザロといって、マリヤとその姉妹マルタとの村の出で、ベタニヤの人であった。・・・そこで姉妹たちは、イエスのところに使いを送って、言った。「主よ。ご覧ください。あなたが愛しておられる者が病気です。」イエスはこれを聞いて、言われた。「この病気は死で終わるだけのものではなく、神の栄光のためのものです。神の子がそれによって栄光を受けるためです。」

新約聖書 ヨハネ11章1〜4節

イエスはこれらのことを話してから、目を天に向けて、言われた。「父よ。時が来ました。あなたの子があなたの栄光を現わすために、子の栄光を現わしてください。・・・あなたがわたしに行なわせるためにお与えになったわざを、わたしは成し遂げて、地上であなたの栄光を現わしました。今は、父よ、みそばで、わたしを栄光で輝かせてください。世界が存在する前に、ごいっしょにいて持っていましたあの栄光で輝かせてください。」

新約聖書 ヨハネ17章1〜5節

祈り

「私たちの天の父よ、御名をあがめます。
  神様、私たちは神様の栄光のために創造され、存在し、生かされていることを教えられ知りました。しかし今まで、このことに無関心で、神様にとって大切なこととも思わず過ごしてきました。ビジネスや事業に対しても、神様の最も大切にされている『神の栄光のため』であるよりも、自らの仕事の成功や安定、収益を優先し、目的とし、願い、歩んで参りました。私たちは今、「神の栄光のため」という神様の大切な目的こそ、私たちにとっても、これをよく理解し、意識し、心を合わせていくことの大切さを教えられつつあります。どうかこの大切なことを、これからもさらに聖書の言葉から、また神様との個人的なかかわりを通して教えてください。そして、私たちの関わるビジネスや事業が、真に神の栄光のためとなりますようにお導き下さい。この祈りを、イエス・キリストの名によってお祈りします。アーメン。」

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