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著者プロフィール


バイブルメッセージ   

−わたしたち人間の能力ではできない仕事を、あえてさせてくださる神−

森正行氏

個人的な体験・神の恵みの証

(4)正野隆士社長と三谷康人先生を招いてのクリスマス講演

 2001年12月、レーナ・マリア・クリスマスコンサートが開催されて後、実行委員会が開かれ、次年度の宮崎県民クリスマス集会の開催は、私を含め、3名の牧師が企画と準備を任されることになりました。

 宮崎市で毎年開催されてきた宮崎市民クリスマスは、カトリックとプロテスタント教会の合同によるもので、その年その年、色々なカラーがありました。
 私にとって、この市民(県民)クリスマス集会の目的は、まだキリストの福音と救いを知らない方々への『福音宣教』でした。特に、クリスマスの時期に行われるものですから、神の本当のクリスマス・プレゼントとそのプレゼントの豊かさを多くの方々の心にお届けしたいと思いました。

行き詰まりを抱えた人々へのクリスマス・プレゼント
 翌年、2002年の宮崎県民クリスマスの集会は、家庭崩壊や自己絶望した人たちや人生に迷いを抱いている方々へのクリスマス・プレゼントとして、ゲストには、元暴力団の伝道集団「ミッション・バラバ」の方々7名をゲストとしてお招きしました。多くの方々が来場され、彼らの泥沼の半生と神の恵みによる救いを、ヤクザ時代のスナップ写真を大画面でプレゼンテーションしながら、赤裸々に体験を語っていただき、涙と笑いと感動を共にしていただきました。終演直後に、行方不明になったヤクザの夫の救いを涙ながらに訴えられた婦人がおられました。この方の夫は、後に教会へ行かれ、堅気となり、洗礼を受け、夫婦一緒に暮らされるようになりました。

不況とリストラの時代を生きる社会人へのクリスマス・プレゼント
 2003年の宮崎市民クリスマス集会は、不況とリストラの時代、ビジネスや各種の仕事で重荷を負い苦悩されている社会人や青年たちへのクリスマス・プレゼントとして、クリスチャンビジネスマンの道を歩まれた元鐘紡褐レ問の三谷康人牧師ご夫妻とミサワホーム中国鰍フ正野隆士社長ご夫妻をゲストとしてお招きすることができました。
 職場の人間関係やノルマ・責任達成の重圧、経営者としての理念の持ち方など、誰もが職場で悩みながら体験することを同じように体験された2人が、神の恵みと導きに従うことによって、他の人々とは異なる道を歩まれ、豊かな結実を得た半生の体験を語っていただくことを願いました。また、夫人の立場からも、どのように夫を支え、どのように夫婦の危機を乗り越えてきたのか、お二人の夫人にもステージの上で語っていただきました。

 この時も、両ゲストからは青年・ビジネスマン時代、またご家族の写真をお借りし、パワーポイントを用い、ゲストの講演に合わせてステージの大スクリーンに当時の映像を映し出し、来場者には耳と目で見聞きしていただきました。当時NHKの人気番組であったプロジェクトXを真似ました。

ヨセフの人生と少年ダビデの勝利
 左遷や降格を幾度も体験されながら、任地先においても次々と信頼を勝ち取られ、カネボウ薬品鰍フ会長、鐘紡褐レ問にまでなられた三谷氏の半生は、創世記に登場するヨセフの人生に似ていると私は思います。
ヨセフの人生は、隣人の妬みを買って奴隷や囚人になりさがり、会社にたとえれば、幾度も左遷や降格を味わった人生でした。しかし、その先々で信頼を得ていき、ついにはエジプト経済のトップを任され、その働きをするに至りました。そこには神の愛と導きがあり、ヨセフも三谷氏も、神の愛を信じつつ、ただ神の導きに従われていきました。

 模範的な営業マンとなることを自ら祈り求め、さらには神の栄光を表す経営者となることを自ら願い求め、やがて会社の経営危機に対し、愛の経営理念を打ち出し、リストラ策を講じず、業績を上げていかれた正野氏の半生は、イスラエルの兵士たちが手も足も出せなかった巨人ゴリアテに対し、信仰を抱き、自ら立ち向かい勝利した少年ダビデに似ていると私は思います
 ダビデは聖書の言葉を固く信ずる人でした。神の言葉こそが、どんな状況であっても言葉どおりに実現する、と信じていましたので、たとえ兵士としての戦いの経験が無くとも、たとえ戦う相手が身長3メートル近く、かつ重武装した巨人であっても、恐れる必要はないと言い切ることの出来た信仰者でした。また、ゴリアテのようにイスラエルの神を侮辱するものは、神がこれを黙ってはおられない、という神の御心をよく知っていた人でした。
 利益優先、合理化、経営存続のためには手段を選ばない今日の会社経営において、正野氏は、神の言葉を信じ、大胆にも神の愛を基本理念に据え、社員を愛し、お客を愛する会社経営、そのビジネスマンの体験を通して、神の言葉の真実を証しされました。

今の時代も展開される聖書の物語
 創世記に登場するヨセフの人生、サムエル記に登場する少年ダビデの勝利。
 共に遠い昔の物語ですが、神は三谷氏、正野氏を用いられ、今日の私たちに、今も神は、昔と同じように、「選んだ者を導き、神の言葉を実現させる」ということを明らかにされたのだと私は思います。

 お二人に共通するのは、愛の神と神の働きを本当に信じ、神に祈り続け、神の声を聞き、神の御心に従われ、神に栄光を帰する生き様でした。単に神を信じているだけでなく、聖書の言葉を知っているだけでなく、神の御心ならば、あえて危機の中に身を置くことをも選び取り、かつ前進していかれました。
 二人のメッセージは、体験に基づくものであり、力強く、人々の心を動かします。
 三谷氏や正野氏の体験されたビジネス人生は、多くの人が想像もしない人生観だと思います。また、クリスチャン・ビジネスマンであっても知らずにいる人たちは多いだろうと思います。私たちキリストの教会は、今後もこのような証人を、多くの人たちの前で証言していただく機会を用意していくことが望ましいと思います。

  1. 2003年に開催された「宮崎市民クリスマス2003」のビデオ録画がこのBible Movement Partnersのトップページの下段に「Businessは真理適応業と題してUPされています。
また「宮崎市民クリスマス2003」の当時の案内チラシは http://www.asahi-net.or.jp/~hu7m-mr/にUPしています。

 

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